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新NISAの積立を過去の株価で計算した結果(米国株・日本株)

1980年1月〜2026年9月の株価指数で、各月から毎月同じ金額を 20 年積み立てた場合の損益率の中央値は、米国株(円換算)+96.3%、日本株 +16.8%でした。

過去のデータに基づく計算で、将来の成果を示すものではありません。使った指数は OECD が公表する米国と日本の株価指数で、S&P500・全世界株・日経平均そのものではありません(理由は下の「指数の選び方」)。

データ更新
データの期間
1980〜2026年
20年の開始月
321通り
データの最後
2026年9月

期間ごとの結果(すべての開始月)

開始月を 1 か月ずつずらして、毎月 1 万円の積立をすべて計算した結果です。終了時に元本割れだった割合と、積立の途中の月で評価額が元本を下回っていた月の割合、途中で元本を 20% 以上下回ったことがある開始月の割合を並べています。米国株の 20 年では、終了時の元本割れは 0.3%でしたが、途中で 20% 以上下回った開始月は 69.2%ありました。

1980年1月〜2026年9月 の月次・毎月 1 万円・損益率は(評価額 ÷ 元本 − 1)・米国株は円換算
指数と期間開始月の数損益率の中央値最も低い損益率最も高い損益率終了時に元本割れ元本割れの月の割合(平均)途中で元本を 20% 以上下回った
米国株 10年441通り+44.0%−39.8%(1999年3月開始)+178.1%(1988年7月開始)12.9%25.2%46.7%
米国株 15年381通り+72.5%−23.5%(1996年9月開始)+206.8%(1983年7月開始)10.8%23.1%63.5%
米国株 20年321通り+96.3%−1.2%(1989年3月開始)+252.7%(2006年8月開始)0.3%19.8%69.2%
米国株 30年201通り+162.9%+46.4%(1981年9月開始)+321.8%(1996年7月開始)0.0%9.4%50.7%
日本株 10年441通り+12.2%−40.1%(1993年4月開始)+222.2%(1980年1月開始)40.6%42.4%66.0%
日本株 15年381通り+18.2%−45.9%(1988年4月開始)+166.3%(2011年8月開始)37.8%45.5%78.2%
日本株 20年321通り+16.8%−44.6%(1989年3月開始)+195.7%(2006年8月開始)36.4%47.5%92.5%
日本株 30年201通り+26.5%−38.7%(1982年10月開始)+209.7%(1996年8月開始)26.4%50.4%100.0%

口座を作るまでの手順と証券会社の最低額・日数: NISAの始め方(5 つの手順) / 手数料・最低額で並べ替える証券会社の比較

少し変わった積み立て方の計算: クレカ積立のポイントを年いくらにできるか / ボーナス月に多く積み立てると 20 年後は変わったか

開始年ごとの表: 米国株(円換算とドル建て) / 日本株 / 20% 以上の下落の一覧: 暴落は何年で戻ったか

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終了時に元本割れだった開始月は米国株 0.3%・日本株 36.4%です(OECD の株価指数・配当を含まない)。

毎月 3 万円を 20 年積み立てた場合

元本は 720 万円です(新NISA のつみたて投資枠は年 120 万円まで)。損益率は金額によらないので、上の 20 年の行から計算できます。

1980年1月〜2026年9月 の各月に開始・20 年後の評価額
指数中央値最も低い開始月最も高い開始月
米国株1,413.5万円711.6万円(1989年3月)2,539.4万円(2006年8月)
日本株841.1万円398.9万円(1989年3月)2,129.1万円(2006年8月)
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NISA の口座と課税口座の差(毎月 3 万円・20 年)

NISA の口座では売ったときの利益に税金がかかりません。特定口座・一般口座(課税口座)で同じ積立をして売ると、利益に 20.315%(所得税 15%・復興特別所得税・住民税 5%)がかかります。上の表の 20 年の評価額で差を計算しました。

元本 720万円・1980年1月〜2026年9月 の各月に開始・税率 20.315%(2026-10-31 確認)
指数と開始月評価額利益課税口座で売った場合の税課税口座の手取り
米国株 中央値1,413.5万円693.5万円140.9万円1,272.6万円
米国株 最も低い開始月(1989年3月)711.6万円−8.4万円0円711.6万円
米国株 最も高い開始月(2006年8月)2,539.4万円1,819.4万円369.6万円2,169.8万円
日本株 中央値841.1万円121.1万円24.6万円816.5万円
日本株 最も低い開始月(1989年3月)398.9万円−321.1万円0円398.9万円
日本株 最も高い開始月(2006年8月)2,129.1万円1,409.1万円286.3万円1,842.8万円

NISA の口座なら税の欄が 0 円で、手取りは評価額と同じです。売るのは評価した月に一度だけとし、配当にかかる税・損益通算・繰越控除・手数料は含めていません(指数は配当を含まない値)。税率の出典: 国税庁 タックスアンサー「株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)」。過去のデータに基づく計算で、将来の成果を示すものではありません。

一括と積立の比較(同じ総額)

同じ総額を開始月に一括で買った場合と、毎月に分けて買った場合の比較・2026年9月までのデータ
指数と期間一括が高かった開始月の割合一括の損益率の中央値積立の損益率の中央値
米国株 10年82.5%+96.5%+44.0%
米国株 15年87.4%+138.7%+72.5%
米国株 20年98.4%+206.1%+96.3%
日本株 10年51.5%+14.1%+12.2%
日本株 15年45.9%+16.1%+18.2%
日本株 20年42.4%+23.4%+16.8%

新NISA は年 360 万円までなので 1,800 万円を 1 回では入れられません。5 年でまとめる・毎月 30 万・10 万・7.5 万円の 4 つの入れ方の比較は一括と積立どっち(1,800 万円の入れ方)にあります。

一括は投資した時点から全額が値動きを受けるため、損益率の中央値は積立より大きくなります。開始の直後に大きく下がった期間(例えば 1990 年前後の日本株、2000 年前後の米国株)では積立のほうが高くなっています。

クレジットカードでの積立の還元率

投資信託をクレジットカードで積み立てると、カード会社のポイントが付く証券会社があります。率は月のカード利用額や前年の利用額で変わります。6 社のカード別の率・上限・条件を公式ページから書き写した表はクレカ積立の還元率にあります(2026-10-27 確認)。

新NISAの積立を過去の株価で計算した結果のよくある質問

米国株・日本株を 20 年積み立てて、元本割れで終わった開始月はありますか

OECD の株価指数(配当を含まない)で 1980年1月〜2026年9月 の各月に毎月積立を始めて 20 年後に評価した場合、終了時に元本割れだった開始月の割合は米国株(円換算)0.3%、日本株 36.4%でした(米国株 321 通り・日本株 321 通り)。過去のデータに基づく計算で、将来の成果を示すものではありません。

同じ総額なら、一括で買った場合と毎月の積立のどちらが高くなりましたか

20 年の場合、同じ総額を開始月に一括で買ったほうが評価額が高くなった開始月の割合は、米国株 98.4%、日本株 42.4%でした。上がり続けた期間は一括が高く、開始直後に下がった期間は積立が高くなります。過去のデータに基づく計算で、将来の成果を示すものではありません。

毎月 3 万円を 20 年積み立てた場合、NISA と課税口座で手取りはどれくらい違いましたか

米国株(円換算)の 20 年の中央値では評価額 1,413.5万円・利益 693.5万円で、課税口座で売ると税 140.9万円(20.315%)がかかり手取りは 1,272.6万円でした。NISA の口座ならこの税がかかりません。配当にかかる税と手数料は計算の外です。過去のデータに基づく計算で、将来の成果を示すものではありません。

為替(円安・円高)でどれくらい違いましたか

米国株を 20 年積み立てた損益率の中央値は、円換算で +96.3%、為替を通さないドル建てで +79.0%でした。円/ドルは BIS の月平均を使っています。

指数の選び方

S&P500 は S&P Dow Jones Indices、全世界株(オール・カントリー)の指数は MSCI、日経平均は日本経済新聞社が権利を持ち、指数の値を Web で再利用するには各社の許諾が要ります。

このサイトは許諾を得ていないため、利用条件で再利用が認められている OECD の株価指数(各国の代表的な株価指数・月次)を使いました。全世界の指数は OECD に無いため、作っていません。

計算ツール

指数・開始の年月・期間・毎月の金額を変えて、同じ過去のデータで計算し直せます。配当や信託報酬を仮定して足し引きする欄もあります(既定は 0)。

リスクについて

  • 株式の値動きで、評価額が入金の合計を下回ること(元本割れ)があります。過去に長い期間で元本を上回った例が多くても、これからも同じになるとは限りません。
  • 外国の株式は為替の影響を受けます。円高になると円建ての評価額は下がります。
  • このページは過去のデータの計算結果で、特定の指数・商品の売買や業者の利用を勧めるものではありません。

計算の前提

  • 株価指数: OECD が公表する米国と日本の株価指数(Share prices・月次・2015 年 = 100)。どの銘柄の指数を元にしているかは OECD のページに書かれていないため、S&P500・TOPIX・日経平均などの特定の指数とは一致しません。配当を含まない値なので、配当を再投資するインデックスファンドより低く出ます。
  • 為替(円換算): 米国株は、指数 × BIS の円/ドル(月平均)で円に直しました。円安になった期間は円建ての結果が上がり、円高の期間は下がります。米国株のページには、為替を通さないドル建ての結果も並べています。日本株は円建ての指数をそのまま使います。
  • 買い方: 開始月から毎月 1 回、その月の値で 1 万円分を買い、最後の月の値で評価します(10 年なら 120 回買い、121 か月目に評価)。端数の口数も買える前提です。手数料・信託報酬・税金は含めていません(NISA の口座なら運用益は非課税)。
  • 一括: 同じ総額(10 年なら 120 万円)を開始月に 1 回で買った場合です。
  • 元本割れの月の割合: 積立の期間の各月の評価額が、その月までの入金の合計を下回った月の割合です。最大の下落は、期間中の指数(円換算)が高値から最も下がった率です。
  • 過去のデータに基づく計算で、将来の成果を示すものではありません。
利用条件
OECD のデータはOECD の利用条件(Data の Permitted Use)、BIS の統計はBIS の利用条件に沿って、出典を明記して使っています。系列名などの日本語は当サイトの訳で、OECD・BIS の公式の翻訳ではありません。OECD・BIS はこのサイトの計算に関与しておらず、内容を保証しません。引用の形: OECD (2026), Financial market, OECD Data Explorer (accessed on 2026-10-28).
データの期間
1980年1月〜2026年9月(月次)。取得日

取り方の詳細はデータの取り方にあります。

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