ロンドンフィックスとは
ロンドン時間の 16 時に決まる為替の参照レート(WM/Reuters の 16 時のレート)のことで、株や債券の指数の円換算などに使われます。
英国の金融行為規制機構(FCA)の調査論文では、2015 年 2 月 15 日からこのレートを 16 時をはさむ 5 分間で計算するようになったこと、月末はどの通貨でもこの時間の取引量が多いことが書かれています。日本時間では英国の夏時間に 0 時、冬時間に 1 時です。
16 時の前後 1 時間の値幅
月末の 16 時の前の 1 時間の中央値 37.2 銭は 1,000 通貨で 372 円、月末以外の 28.5 銭は 285 円にあたります。月末 37 日のうち、前の 1 時間の値幅が月末以外の中央値を超えた日は 28 日でした。
ロンドンの 15 時台は米東部の 10 時台(夏時間の切り替えのずれる週を除く)で、米国の 10 時発表の指標と重なります。月末の日にもそうした発表のある日が含まれ、この差のすべてがフィックスによるものとは言えません。
月末の日の上げ下げ
2023年1月〜2026年10月 の日足で、ロンドンの月末の営業日 46 日の取引日の始値から終値の変化を数えると、上昇 26 日・下落 20 日で、平均は +3.4 銭、中央値は +4.8 銭でした。
月末以外の平日 948 日の上昇の割合は 55% です。上下が五分五分の偶然でも、これ以上に片寄る確率は 46% あります。月ごとの月末値どうしの変化(2010 年以降)はドル円の月別の傾向にあります。
月末ごとの値幅
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月末のロンドンフィックスとドル円のよくある質問
ロンドンフィックスは日本時間の何時ですか
ロンドンの 16 時で、英国の夏時間(3 月の最終日曜から 10 月の最終日曜まで)は日本時間の 0 時、それ以外は 1 時です。WM/Reuters の 16 時のレートは、2015 年 2 月 15 日から 16 時をはさむ 5 分間の取引と気配で計算されています(英国 FCA の調査論文 Occasional Paper 46)。米国と英国の夏時間の切り替えの日は違うため、3 月と 10〜11 月に米国の指標の時刻との関係が 1〜3 週間ずれます。
月末のロンドンフィックスの前後は値動きが大きいですか
2023年10月〜2026年10月 の月末 37 日では、16 時の前の 1 時間の値幅の中央値が 37.2 銭(月末以外 28.5 銭)、後の 1 時間は 25.7 銭(月末以外 21.6 銭)でした。月末 37 日のうち、前の 1 時間が月末以外の中央値を超えたのは 28 日です。過去のデータを集計した結果で、将来の値動きを示すものではありません。特定の曜日・日付・時刻での売買をすすめるものではありません。
月末はドル円が上がりやすい(下がりやすい)ですか
2023年1月〜2026年10月 のロンドンの月末の営業日 46 日の取引日の始値から終値の変化は、上昇 26 日・下落 20 日(平均 +3.4 銭)でした。月末以外の平日の上昇の割合は 55% です。上下が五分五分の偶然でこれ以上に片寄る確率は 46% で、月末に向きの片寄りがあるとは言えない数です。
データの出典と集計の方法
- 16 時の前後
- 前の 1 時間 = ロンドン 15:00〜16:00、後の 1 時間 = 16:00〜17:00 の高値 − 安値(1 分足から計算)。英国の夏時間は 3 月の最終日曜〜10 月の最終日曜。
- 期間
- 値幅: 〜 (1 分足は 2023 年 10 月 28 日以降)。日足: 〜
- 取得日
過去のデータを集計した結果で、将来の値動きを示すものではありません。特定の曜日・日付・時刻での売買をすすめるものではありません。数字は BID(売値)だけから計算した値で、深夜に広がることのあるスプレッドは入っていない点にご注意ください。
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